中大容量モータ用
シャフトの加工とは?
電動機は一般的にモータと呼ばれ、私たちの身の回りにある電化製品や電気自動車、あらゆる製品に使われています。産業用では機械の動力源として幅広く使われています。
ここでは電動機の概要と、様々な分野で使用される電動機のうち、弊社が携わる主にプラント向けやインフラ分野で使用される電動機用の軸(シャフト)の機械加工の実績についてご説明します。
電動機(モータ)とは?
電動機(モータ)は、電気エネルギーを機械エネルギーに切り替えるものをいい、パソコン、スマートフォン、冷蔵庫、エアコン、電気自動車など日常的に使用する製品の多くに使われています。
一方、産業用として必要とされる中・大容量の電動機も、あらゆる分野で使われています。
電動機にはDC(直流)モータとAC(交流)モータの2種類があり、そのうち産業用に使われるACモータは「同期モータ」「誘導モータ」に大別されます。
大きな違いは、磁石を使っているか・いないか、にあります。
同期モータ、誘導モータには、一般的にそれぞれ次のような特徴がみられます。
同期モータ 小型 高効率 低騒音
誘導モータ 高速駆動 省メンテナンス 堅牢
用途や使用環境、経済性を検討し最適なシステムを選定・開発することになります。
ナカサクが中大容量モータ用シャフト加工でできること
弊社では、同期電動機・誘導電動機用シャフトの回転子部分の旋盤・フライス加工と軸部の旋盤・フライス加工を行いモータシャフト単体の完成品まで加工を行っています。実績のある代表的な材質と材料寸法、使用用途を紹介します。
・ロール材質
炭素鋼鍛鋼品
クロムモリブデン鍛鋼品
・材料寸法
D:500mm~1,500mm
L:3,000mm~8,000mm
W:~30ton
・使用用途
鉄鋼圧延用の大容量同期モータ
産業プラント向け中大容量誘導モータ
ガス、オイルの油送管用の中大容量誘導モータ
工場や設備を稼働するための中大容量誘導モータ
生活用水を送る中大容量同期モータ
設備紹介
同期電動機・誘導電動機用シャフトの加工に関連する弊社加工設備を一部ご紹介します。
門形マシニングセンタ
メーカー 大隈鉄工
テーブル径 6600L ×2000
最大幅 2550
最大高さ 1740H
ワーク重量 34t
NC横中ぐり盤
メーカー 野村機械
フロアー面積 4000×10000
主軸繰り出し量 主軸φ130×950L
クイルφ375×600L
上下x左右移動 3000×8000
主軸径 φ130
NC大型旋盤
メーカー 唐津鉄工
ベッド上の振り φ1500
サドル上の振り φ1470
芯間距離 8000L
ワーク重量 35t
ロール研削盤
メーカー 東芝機械
ベッド上の振り φ1650
サドル上の振り φ150~φ890
芯間距離 7500L
ワーク重量 75t
ここまで同期電動機・誘導電動機用シャフトの加工に関連する概要と弊社実績をご紹介しました。
弊社大型機械加工事業ではその他、様々な長尺・大物部品の加工を承っています。
詳しい事業内容についてはこちら
をご覧ください。
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